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Word:起動時に「セキュリティリスク このファイルのソースが信頼できないため、microsoftによりマクロの実行がブロックされました」

Word全バージョン/365
Word起動時「セキュリティリスク このファイルのソースが信頼できないため、microsoftによりマクロの実行がブロックされました。」エラーが表示される場合は、状況に応じて次の操作を行ってください。 このエラーは以下の条件で表示されます。
  • マクロファイルを開いた/読み込んだ(起動時の自動読み込み含む)
  • ファイルの保存先が「信頼できる場所」ではない
  • ファイルのプロパティで「許可する」にチェックしていない
  • トラストセンターで「警告を表示せずにすべてのマクロを無効にする」がOFF

ー 解決法(状況に応じて選択)ー


■ 解決法(1) マクロを有効、かつ警告を非表示にしたい場合

→ 問題のファイルの保存先フォルダ「信頼できる場所」に指定する

  1. ファイル→「オプション」→「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」
  2. 「信頼できる場所」をクリックし「新しい場所の追加」をクリック
  3. 「参照」をクリックしフォルダ★1を指定
  4. 「この場所のサブフォルダーも信頼する」にチェックを入れ「OK」をクリック
  5. 「マクロの設定」をクリックし「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」★2を選択して「OK」

★トラストセンターでのマクロの設定は

★1起動時に必ず警告が表示される場合、保存先は↓のいずれか であることが殆どです。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Word\STARTUP

又は

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Templates

★2:信頼できる場所のファイルは、「全てのマクロを無効にする」としても 有効になります。

 

★重要★

  • 信頼できる場所のファイルは、トラストセンターで「全てのマクロを無効にする」としても マクロは有効になります。よって常に利用するマクロがある場合は【Startupフォルダに入れ(=Word起動時に必ず読み込む為)、かつStartUpフォルダを信頼できる場所に指定する】ようにしましょう (トラストセンターではマクロを無効にしておく)
  • トラストセンターで「すべてのマクロを有効にする」としても「信頼できる場所」に保存されておらず、ファイルのプロパティで「許可する」になっていない場合は、マクロは実行できません。(トラストセンター:有効、ファイルプロパティ:許可、の場合はマクロ実行可能)

■ 解決法(2) 今後全てのマクロを有効にし、警告は表示しない

Cドライブ全体「信頼できる場所」に指定する (自己責任)

解決法(1)はマクロファイルのどのマクロファイルからの警告か分かっている状況でしたが、ここではマクロファイル不明だが今後全て有効で警告を非表示にしたい場合の方法をご紹介します。

  1. ファイル→「オプション」→「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」
  2. 「信頼できる場所」をクリックし「新しい場所の追加」をクリック
  3. 「パス」にC:\を指定し「この場所のサブフォルダーも信頼する」にチェックを入れ「OK」をクリック

     

★トラストセンターで「全てのマクロを無効」としていてもPC全体が信頼できる場所なので警告なく有効になります。


■ 解決法(3) 特定のファイルでマクロを有効、警告を非表示にしたい

→ 問題のファイルを許可する

  1. ファイルを右クリックし「プロパティ」
  2. 右下の「許可する」にチェックを入れ「OK」で閉じる

     
  3. 「ファイル」→「オプション」をクリック
  4. 「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」をクリック
  5. 「すべてのマクロを有効にする」として「OK」

■ 解決法(4) 起動時に読み込むファイルを削除する

  1. Wordを終了する
  2. C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Word\STARTUPを開く
  3. 中のファイルを全て削除(移動)する
  4. C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Templatesを開く
  5. Normal.dotmを削除(移動)する
  6. Wordを起動する

■ 解決法(5) 全マクロを無効にし警告を非表示にする

  1. Wordを起動し「ファイル」→「オプション」をクリック
  2. 「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」をクリック
  3. 「警告を表示せずにすべてのマクロを無効にする」又は「デジタル署名されたマクロを除き全てのマクロを無効にする」をクリック

★まとめ★★

  • とにかく全てのマクロを有効、警告なしならC:\ドライブ丸ごと「信頼できる場所」に指定(自己責任)
  • 仕事で使うマクロがあるならStartupに入れ(Word起動時に読み込む)StartUpフォルダを「信頼できる場所」に指定しマクロを無効にする(信頼できる場所のマクロは有効になる)
  • 原因不明だがWord起動時に必ず警告が表示されるならStartupフォルダ、Templatesフォルダを空にする(方法(4))
  • 今後一切のマクロを利用しない場合は「トラストセンター」で「警告を表示せずにすべてのマクロを無効にする」をON

 

 

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